千葉県は2026年9月7日、松戸商工会議所で、再就職を希望するシニア向けのセミナーと企業交流会を開く。千葉労働局と松戸市が共催する。開催時間は13時から16時、参加費は無料、定員は先着40人で事前予約制だ。松戸市が8月28日に更新した案内では、定年後の働き方について相談先を探している人も参加を想定している。松戸市の開催案内
千葉県ジョブサポートセンターによると、県内に就業場所のある7企業・団体が参加する予定だ。企業側の説明を聞くほか、採用担当者と個別に話す時間も設ける。久しぶりの求職活動で始め方が分からない人や、現在の自分に合う仕事を探したい人に向けた催しである。参加企業数は開催前の予定であり、採用実績を示す数字ではない。センターの開催案内
当日は、会話の進め方を学んでから企業と交流する構成だ。前半は、初対面の相手に質問し、自分の考えを伝えるためのセミナー。後半は、企業による募集内容の紹介と少人数での質疑応答に進む。就労相談を担当するセンターの相談員にも話を聞ける。仕事の情報を集める場と、相談する場を同じ会場に設けている点が特徴だ。
こうした交流会の背景には、再就職の前後を通じて支える県の事業がある。センターのシニアワーカー活躍促進事業では、働き方を考える講座、企業との交流、職場見学、就職後の相談を用意している。事前予約制のキャリア相談は1回45分。見学可能な企業では、職場を見た上で応募する選択肢もある。今回の催しだけで進路を決め切る必要はなく、継続的な支援につながる仕組みがある。シニア向け支援の概要
また、センター全体のサービスは、千葉県在住者だけでなく、県内で働くことを検討している人も利用できる。仕事探しの方向性の相談、応募書類の添削、面接対策、職業訓練の情報提供などを無料で行う。センター内に併設されたハローワークを通じた職業紹介もある。求人に応募する前から利用できる窓口であり、希望職種がまだ定まっていない段階の相談にも対応している。求職者向けサービス
県は、中高年や子育て中の女性などの再就職と就職後の定着を、国と連携して支えると説明している。生活と就労の相談を組み合わせる体制であり、仕事を探す際の困りごとを職種の選択だけに限定していない。千葉県の支援案内
長く担った仕事や家庭での役割が変わった後は、以前の経験をどこで使いたいか、今の生活でどの程度働きたいかを考え直す場面が生じる。今回の交流会は、その希望を実際の仕事内容と照らし合わせる機会になり得る。ただし、開催前の段階で、参加者の就職や定着への効果まで判断することはできない。
対象について、市は概ね60歳以上と案内し、センターは中高年も参加可能としている。年齢の扱いや空席は申込先で確認したい。会場は松戸商工会議所5階で、松戸駅から徒歩8分。申込は開催案内のWebフォームから行う。
情報確認日:2026年9月4日。センターの事業一覧では受付中の表示を確認した。受付状況
2. note用記事
次の仕事を決める前に、企業に聞いてみる
定年後、もう一度働こうと思っても、以前と同じ働き方を続けたいとは限らない。経験を生かしたい気持ちと、これからの生活をどう組み立てたいかは、分けて考える余地がある。
その手がかりを、企業との会話から探す催しが開かれる。千葉県が9月7日に松戸市で開催する、シニア向けの再就職セミナーと企業交流会だ。参加費は無料、定員は先着40人。市の案内では概ね60歳以上を対象としている。松戸市の開催案内
参加予定は、県内に就業場所のある7企業・団体。交流に先立って質問や会話の進め方を学び、その後に採用担当者から仕事内容を聞く。個別相談の時間もある。センターの案内では中高年も参加できるとされている。千葉県ジョブサポートセンターの案内
注目したいのは、企業に直接聞ける時間があることだ。例えば、これまでの経験のどの部分が役立つのか。未経験の仕事なら、何から覚えるのか。勤務日数や時間帯は、自分が望む生活と両立するか。こうした問いは、応募するかどうかを判断する材料になる。
もちろん、企業との会話だけで希望の仕事が見つかるとは限らない。説明を聞いた結果、別の職種を考えたり、学び直しが必要だと分かったりすることもあるだろう。それも、次の方向を選ぶための情報である。
センターには、今回の交流会とは別に、仕事探しの方向性や応募準備を相談するサービスがある。千葉県内で働くことを検討している人も利用でき、サービスは無料だ。求職者向けサービス
長く担った役割を離れた後、「次に何を担うか」をすぐに決められないこともある。まず希望を言葉にし、現場の話と照らし合わせてみる。今回の催しは、そのための具体的な機会として捉えられる。

